皆さんは体内時計を意識して生活していますか?
そんな方ばかりだとは思いますが、生体に元から備わっている生活のリズムを意識することは、健康的な生活を送る上でとても大切なことでもあります
私が体内時計を強く意識するようになったのは、ワンコのお陰でした
我が家のルリちゃんは、朝起きたらまずは排泄。そして、ご飯を食べてさらに排泄。
彼女が大きい方をするのは、決まって朝の時間帯です。
そう言えば、日頃からお世話になっている漢方の先生が朝は排泄の時間であり、大腸が活発になる時間帯であると教えてくれたことを思い出しました。
実は、大腸だけではなく、各臓器にはそれぞれ活発になる時間帯があるらしいのです
そこで本日は、東洋医学的に見た「臓器」と「時間」との関係性について学んでいきたいと思います
一日中働いているとは言え、それぞれには集中して働く時間帯があると言います。
これを知れば、夜遅くに食べない方が良い理由や早寝早起きをすることの大切さなどが実感できると思いますよ
一日24時間を十二支に当てはめると以下のようになります。
一番内側が十二支、その外側が臓器、そして、一番外側の数字が時間帯になります。
↓
うちのルリちゃんが排泄するのは、卯の刻(5時から7時)から辰の刻(7時から9時)あたりが多いです。
卯の刻は大腸経が、辰の刻は胃経が活発になる時間帯です。
動物って凄いですね
自然の摂理に従って生活を送っていることがよく分かります。
記事の続きです。
身体のデトックスは現代人にとって何より大切なことであるというのは、皆さんも認識しているとおりです。
遅くまで起きている習慣がある人は、なるべく早めの就寝を心がけるように
しましょうね。
続いては丑の刻(1時から3時)について。
デトックスの邪魔をしないよう、この時間帯はおとなしく眠ることに努めましょう。
続きです。
ここまででようやく一日の半分(12時間)が終わりましたね。
残りの12時間はどんな臓器が頑張る時間帯なのか引き続き見ていきましょう。
一部の企業で昼寝制度を導入しているところがあるように、短い昼寝は集中力
アップにも繋がります。
もちろん、寝過ぎはNGですよ目安は10分から30分以内としましょうね。
続きです。
尿量や色はこまめにチェックして、身体の水分量が適切かどうか気にかけてあげるようにしましょう。
簡単に行えるセルフチェックなので、是非意識的に見るようにしてみてください。
続きです。
夜にジムに行く習慣がある……という方もいらっしゃるかも知れませんが、
臓器と時間との関係を鑑みると、この時間帯は心穏やかに過ごしたいものですね。
私は若い頃、何を思ったか夜の22時頃にジムに行ったことがあります
その日は、身体全体が活性化してしまい、全然眠ることが出来ませんでした
夜はおとなしく過ごすに限ります。
続きです。
現代人の多くはこの時間帯にスマホを見ている……という人が多いと思います。
ブルーライトを浴び過ぎて頭が活性化してしまわないよう注意しましょうね。
私はなるべく21時を過ぎたらスマホは見ないように努めています。
お勧めなのは、紙の本を読むこと。
小難しい本を読めば、簡単に眠りの世界へと誘ってくれますよ
三焦(さんしょう)というのは、
東洋医学独特の概念であり、
特定の臓器を指しているわけではありません。
三焦は水液や栄養を運んだり、
排泄の役割を果たしていると考えられています。
その複雑な代謝過程において、臓器から臓器へと
運送する通路を「三焦」と呼びます。
この通路に障害があると、むくみや排尿障害、
下痢、便秘などの症状が現れると考えられています。
23時前に床につくというのはなかなか難しいかと思いますが、
週に何日かは体を労わる日を設定し、早寝をしてみるのも良いのではないでしょうか?
以上、時間帯と臓器との関係を見てきましたが、いかがでしたか?
東洋医学と無縁な人にとっては、初耳のことも多く、なかなか興味深く
読んでいただけたのではないかと思います。
すぐに生活を変えるのは難しいかもしれませんが、このような知識を蓄えておくことは、決して
無駄にはならないと思います。
皆さんのペースで、そして、皆さんの生活に合う形で、それぞれが健康を目指して
いただけたら嬉しく思います