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家庭で消費するモノやサービスの値動きをみる11月の全国の消費者物価指数は生鮮食品を除いた指数が去年より3.7%上昇しました。 およそ41年ぶりの歴史的な上昇幅です。 総務省が発表した11月の全国の消費者物価指数は変動の大きい生鮮食品を除いた指数が103.8となり、去年11月より3.7%上昇しました。 第2次オイルショックの影響が残る1981年12月以来、40年11か月ぶりの歴史的な上昇幅です。 消費者物価の上昇は今年4月に日銀が目標としてきた2%を超えたばかりですが、それからわずか7か月で4%近くまで上昇する急激なものとなりました。 原油価格高騰の影響で▼都市ガス代が28.9%▼電気代が20.1%上昇するなどエネルギー価格の上昇が続きました。 また、牛のえさ代の高騰をうけて、11月に乳業大手が一斉に値上げした影響で牛乳は9.5%上昇しました。 そのほか、原材料の高騰や円安などの影響で▼食用油や食パン、からあげなど生鮮食品を除く食料が6.8%上昇したほか、▼ルームエアコンなどの家庭用耐久財が10.7%、▼携帯電話機が20.1%上昇しました。 一方、宿泊料は10月に開始した政府の観光支援策「全国旅行支援」の影響で20.0%下落しました。