考えから変えよ

考えの法則

『考えの法則』の著者であるジョン・マクスウェルは「人々が夢を成就させることができない理由は、考えを変えずに結果だけが変わることを願うからだ」と言いました。家庭においても生活が変わることを願えば、考えがまず変わらなければならないのです。良いことが起きることを願えば、考えから良いことが起きることを考えなければなりません。考え方を変えてこそ、環境も変わるのです。

 

ローマ12章2節「この世と調子を合わせてはいけません。いや、むしろ、神のみこころは何か、すなわち、何が良いことで、神に受け入れられ、完全であるのかをわきまえ知るために、心の一新によって自分を変えなさい」

 

意識変化せよ

 

ある信仰を持ち始めた信者が、牧師先生の前で不平を言っていました。

「神様はしてはならないということがあまりにも多すぎます。お酒も飲むな。タバコも吸うな。これも駄目で、あれも駄目だ。干渉がひどすぎます」

すると牧師先生が聞きました。

「ある人が、最高級の洋服で靴を磨いているのを見れば、あなたは何と言いますか。洋服でどうして靴を磨くのですか。頭がおかしくなったのではないですかと言うでしょう。 もし高価な陶磁器を、犬のお皿に使っているのを見れば、どうしますか? 何千万もする陶磁器を犬のお皿に使っているなら、ジッとしている訳がありません。

どうしてそのままにしておきますか。そうさせないように止めなければなりません。あなたは神様がイエス様の血で贖われた尊い存在です。それなのに、その尊い体にお酒を注いでお酒の甕にし、タバコを吸って煙突にしているのを見て、神様が止めるではありませんか。私たちが誤った道に歩めば、神様が懲らしめを通してであっても正そうとされるのです。」

 

否定的な考え方を放置しておいてはなりません。心理学に割れた窓ガラスという論理があります。

新しい建物であってもガラス窓を割ってしばらく放っておけば、その家の窓ガラスは順々に全て割れます。ガラス窓が全て割れれば、家のないチンピラが集まる建物になります。そして建物は廃墟になってしまうと言うのです。心の中も同じなのです。否定的な考え方をそのまま放っておけば心が荒廃し、最終的にそのままにしておけば、家全体が荒廃してしまうのです。ゆえに否定的な考え方が入ってくる時にそのまま放っておけば、人生全体が荒廃してしまうということです。否定的な考え方を遠ざけなければなりません。

 

南北戦争を勝利に導いたエイブラハムリンカーン大統領は「私が戦争に成功したのは、否定的な考え方を遠ざけ、肯定的な人々と親しくし、肯定的に考えたので南北戦争に勝った」と言いました。

 

世界恐慌を克服したフランクリン・ルーズベルト大統領は「否定的な言葉と行動に傾いた人生は失敗してしまう」と言いました。

 

コミュニケーション専門家、ポール・ストルツ博士は、知能指数や感性指数より、逆境指数が高い人が成功すると言いました。彼は、逆境指数が高い人の特徴は、一番目に、苦しみに遭った時、他の人のせいにしないことであり、二番目に、自分自身を非難したり卑下しないことであり、三番目に、困難にいくらでも勝ち得るという肯定的な姿勢をとることです。

 

アメリカの政治家ベンジャミン・フランクリンは「神様が私たちにくださる懲らしめと試練を、自分の人生の侵略者だと恨まずに、むしろ友とすれば、人生の立派な師匠となり益をもたらすだろう」と言いました。

 

アインシュタインは、こう言いました。人生において、一度も失敗しなかった人は、新しいことを一度も試みなかった人だと言いました。

 

港に船が停泊していれば、嵐に遭っても破船する心配はありません。しかし船は港に停泊しているために造られたのではないのです。もっと広い海に出て行って仕事をするために造られたのが船です。

 

マーク・トウェインは「綱を解いて安全な港を抜け出し、航海に出なさい。帆をしっかり立てて探検し、夢見て発見しなさい」と言いました。その目的のために船を造ったということです。ゆえに安全を得るために港に避けていなさいというのではありません。大洋を航海しなさいと言われているのです。私たちは素晴らしい神様、全能なる神様を信じて、信仰のチャレンジをしなければならないのです。 

 

ヤコブ1章6節から7節「ただし、少しも疑わずに、信じて願いなさい。疑う人は、風に吹かれて揺れ動く、海の大波のようです。そういう人は、主から何かをいただけると思ってはなりません」と語られています。私たちは神様の御前に進み出て祈る時、信仰で求めなければなりません。

 

神様はエレミヤ32章27節に「見よ。わたしは、すべての肉なる者の神、主である。わたしにとってできないことが一つでもあろうか」と語られています

 

箴言16章1節に「人は心に計画を持つ。主はその舌に答えを下さる」と語られています。

箴言16章3節にも「あなたのしようとすることを主にゆだねよ。そうすれば、あなたの計画はゆるがない」。

箴言16章9節には「人は心に自分の道を思い巡らす。しかし、その人の歩みを確かなものにするのは主である」

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