備忘)自分の心を保つ

私は昔一つの夢を見ました。夢の中で人々がなぜか城壁ある建物の屋上にふとんをひいて眠っていました。そのうち下の方から敵軍の数々の矢が屋上めがけて放たれて奇襲攻撃にあいました。目覚めた人たちはこれに対して自分の寝ていたふとんを盾にして応戦し防御しましたが、私もその目覚めた群れと一緒にふとんを盾に応戦しながら、ふとんでは到底勝ち目が無いと思いつつ目覚めました。

 

私たちはイエス様を信じて皆、神の命が与えられています。でも、生きていても眠っていたならば何の戦力も現わさないため眠れる信仰から目覚めて信仰の大盾をとる必要があります。イザヤ五十一章十七節には

「さめよ。さめよ。立ち上がれ。エルサレム。」

とありますが、霊の戦いは目覚めて堅い信仰の大盾をもって応戦すれば必ず勝つことができる戦いです。その使命が与えられたのが私たちです。私たちの戦う戦場は心の中です。箴言四章二十三節には

「力の限り、見張って、あなたの心を見守れ。いのちの泉はこれからわく。」

とあり、箴言十六章三十二節には

「怒りをおそくする者は勇士にまさり、自分の心を治める者は町を攻め取る者にまさる。」

ともあります。こころを見張ることが霊の戦いです。

 

私たちは皆、霊の戦争をしているということを忘れてはなりません。私たちの戦いは主権、力、この暗やみの世界の支配者たち、天にいるもろもろの悪霊に対するものです。この戦いは私たちが認めても認めなくても参戦しても参戦しなくても現実に朝も夜も絶えず霊的な世界で起きている現実の戦争です。

この戦争の最終的な大勝利は天国に入る私たちのものと既に決定していますが、いまだ戦闘が残っているのです。天国というのはただ黙って立ったままエスカレーター式の王道で入る所ではありません。

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