「番茶・ゴマ・海苔・味噌 和食の底力」という本を買って読んでみたら、それぞれの持つ薬効がすごくて驚きました。
今まで、和食は単に身体に良くて、免疫力が上がる、といった程度の感覚しか持っていなかったのですが、読めば読むほどに、和食の底力を思い知らされました。
この本を読んで、まだうちにはなかった海苔を買いに行ったので、海苔の持つ薬効についてまとめてみたいと思います。
海苔は抗がん物質の宝庫
がんの大きな原因は活性酸素。
活性酸素が増え過ぎると正常な細胞まで攻撃して、その結果ほとんどの病気の原因を作り出し、その一つががんなのだそうです。
がんにならないためには、活性酸素の働きを抑えればいいのですが、それに有効なのが抗酸化物質と呼ばれる成分で、ビタミンE、ベータカロチン、ビタミンC、メラトニン、共役リノール酸などがそれに該当するとのこと。
海苔には、これらの成分の多くが含まれているので、抗がん物質の宝庫なのだそうです。
海苔には直接ガン細胞を攻撃するアタック成分も含まれているとのことで、これも私は知りませんでした。
海苔には、
①ビタミンCなどで発がん物質を抑制し、
②ベータカロチンなどで外からがん細胞を攻撃し、
③内からは免疫力アップしてガンを弱らせ、
④抗がん物質メラトニン原料も補給
という、四重のガン攻撃機能が備わっているそうなので、ぜひ毎日の食事に取り入れていきたいと思いました。
マウスを使った実験では、大腸がんが5分の1に、乳がんが8分の3に激減したそうです。
報告された海苔の医学的効能
以下、同書に記載されていた、海苔の医学的効能を羅列しておきます。
・抗がん作用
・動脈硬化
・心筋梗塞
・肌荒れ
・眼病
・胃腸病
・風邪
・悪性貧血
・イライラ
・腰痛・肩凝り
・高血圧症
・二日酔い