マグネシウムマジ大事
30% の新しい資料を追加して更新された、最も重要でありながら見過ごされがちなミネラルの 1 つであるマグネシウムに関する唯一の包括的なガイドです。マグネシウムは心臓病、脳卒中、骨粗鬆症、糖尿病、うつ病、関節炎、喘息の予防と緩和に役立ちます。
マグネシウムは健康と幸福に欠かせない必須栄養素です。このミネラルを食事に加えることで、心臓病、脳卒中、骨粗鬆症、糖尿病、うつ病、関節炎、喘息などの脅威を予防し、緩和することができます。しかし、マグネシウムには数多くの利点があるにもかかわらず、多くのアメリカ人は危険なほど不足しています。最新の研究に基づいて全面的に更新および改訂されたこの素晴らしいガイドは、マグネシウムが体と生活に果たす重要な役割を説明しています。このガイドでは、次のことがわかります。
https://www.amazon.co.jp/Magnesium-Miracle-Second-Carolyn-Dean/dp/0399594442/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&crid=26Z5OHO27L40O&dib=eyJ2IjoiMSJ9.FP-7GxCu7z_SUkfkvrI5t66q64tmbCX4BtaVkak6cR4.d61Xvf8tpSihSFNsR9n_KqLxa0l0XEJB4wk467v6Ars&dib_tag=se&keywords=%E5%A5%87%E8%B7%A1%E3%81%AE%E3%83%9E%E3%82%B0%E3%83%8D%E3%82%B7%E3%82%A6%E3%83%A0&qid=1727328337&s=english-books&sprefix=%E5%A5%87%E8%B7%A1%E3%81%AE%E3%83%9E%E3%82%B0%E3%83%8D%E3%82%B7%E3%82%A6%E3%83%A0%2Cenglish-books%2C201&sr=1-1
4.マグネシウムを多く含む食品は?
「マグネシウムはどんな食べ物に多く含まれているの?」
一番気になるのは、何を食べたらマグネシウムが摂れるのかということですよね。
マグネシウムは、魚介類、海藻類、穀類、ナッツ類などに多く含まれています。
ここでは、日々の食事に取り入れやすい食べ物を中心に、マグネシウムを多く含むものをご紹介します。
4-1.魚介類・藻類
マグネシウムは、肉類よりも魚介類に多く含まれています。
日本人は食の欧米化が進んでいることや価格が高いこと、たんぱく質の摂取量そのものの減少、調理やゴミ処理の手間などさまざまな理由から、魚より肉を食べる機会が増えています。
マグネシウムを摂取するためには、今よりも魚介類を食べる頻度を増やしてみるのも良いでしょう。
比較的摂取しやすいわかめやのりなどの海藻類にも多いので、意識して取り入れてみてくださいね。
【マグネシウムを多く含む魚介類・藻類と可食部100g当たりの含有量】
食品名 | 加工状態など | 含有量 |
---|---|---|
干しひじき | 乾燥 | 640mg |
干しえび | - | 520mg |
カットわかめ | 乾燥 | 460mg |
さくらえび | 素干し | 310mg |
焼きのり | - | 300mg |
かたくちいわし | 煮干し | 230mg |
するめ | - | 170mg |
しらす干し | 半乾燥 | 130mg |
イクラ | - | 95mg |
あさり | 生 | 92mg |
文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに執筆者作成
4-2.穀類・野菜類
マグネシウムは、米を精白する際に取り除かれる「ぬか」の部分に多く含まれています。
そのため、玄米や精白度の低い米のほうがマグネシウムを多く含んでいるといえるでしょう。
また、雑穀もマグネシウムが豊富です。
代表的な雑穀である「あわ」や「きび」がどんなものか知らない方もいらっしゃると思いますが、雑穀米なら食べたことがあるという方は多いかもしれません。
健康のために雑穀米を取り入れている方は、マグネシウムを比較的摂取できていると考えて良さそうですね。
野菜類は利用しやすいものでいうと、ほうれんそう、枝豆などにマグネシウムが多く含まれています。
【マグネシウムを多く含む穀類・野菜類と可食部100g当たりの含有量】
食品名 | 加工状態など | 含有量 |
---|---|---|
切り干しだいこん | 乾 | 160mg |
玄米 | - | 110mg |
あわ | 精白粒 | 110mg |
ほうれん草 | 生 | 69mg |
きび | 精白粒 | 65mg |
そば | 生 | 65mg |
ごぼう | 生 | 54mg |
オクラ | 生 | 51mg |
グリンピース | 生 | 37mg |
とうもろこし | 生 | 37mg |
文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに執筆者作成
4-3.豆類・ナッツ類
マグネシウムを多く含む食品の代表的なものといえば、アーモンドなどのナッツ類です。
売られている状態のまま食べられるため、間食などで摂取してみるのも良いでしょう。
また、マグネシウムは納豆や豆腐など普段使いしやすい大豆製品にも多く含まれています。
積極的に食卓に登場させて、マグネシウムを摂取しましょう。
【マグネシウムを多く含む豆類・ナッツ類と可食部100g当たりの含有量】
食品名 | 加工状態など | 含有量 |
---|---|---|
ごま | いり | 360mg |
アーモンド | いり、無塩 | 310mg |
きな粉(黄大豆) | - | 260mg |
カシューナッツ | フライ・味付け | 240mg |
らっかせい | いり | 200mg |
くるみ | いり | 150mg |
油揚げ | 生 | 150mg |
納豆 | - | 100mg |
がんもどき | - | 98mg |
木綿豆腐 | - | 57mg |
文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに執筆者作成
【関連情報】「骨を丈夫すること」についてもっと知りたい方はこちら
5.マグネシウムを含む食べ物についてのまとめ
マグネシウムは必須ミネラルの一種で、300種類以上の酵素を活性化するはたらきのある栄養素です[2]。
またカルシウムやリンとともに骨を形成するはたらきもしています。
体の正常な機能のために欠かせない栄養素なのですね。
マグネシウムが不足すると骨の形成不全や骨粗しょう症、神経・精神疾患、不整脈や心疾患などが引き起こされますが、一般的な食生活を送っていれば配する必要はほとんどないといわれています。
しかし厚生労働省の定める食事摂取基準に対し、実際の平均摂取量は少ない傾向にあるため食べ物から十分に摂取しておくことが重要だと考えられます。
またサプリメントなどでマグネシウムを摂り過ぎた場合は、下痢などの症状が出る場合があるため注意が必要です。
マグネシウムは魚介類や海藻類、穀類、野菜類、ナッツ類などに多く含まれている傾向にあります。
かつおやまぐろ、あさり、わかめなどの他、玄米や全粒粉パンなどの精製されていない穀類、枝豆、大豆製品、アーモンドなどから摂取が可能です。
バランスの良い食事を心掛け、マグネシウムをしっかり摂取しましょう。