2022年6月に投稿した記事ですが、再投稿させていただきます。
追記:砂糖は脳細胞をダメにしてしまうので甘党はボケが早いのだそうです…(>_<)
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前回の記事「歯と全身はつながっている。虫歯は歯の内側からも進む。薬は最小限に。」の続きです。
虫歯予防には「シュガーコントロール」 本当に怖い砂糖の話
『自然治癒力が上がる食事 名医が明かす虫歯からがんまで消えていく仕組 』によると、虫歯を予防したり、進行を抑えるには、砂糖をまったく摂らない「シュガーカット」または砂糖を摂る量を減らす「シュガーコントロール」が有効なのだそうです。
同書の中の「本当に怖い砂糖の話」というコラムに、下記のような話が載っていました。
シュガーコントロールやシュガーカットを実践すると、虫歯が予防できるだけでなく、「肌がきれいになった」「疲れにくくなった」と、良いほうに体調の変化を感じる方が多くおられます。
その結果、砂糖が体に悪いと実感し、そのままシュガーコントロールを続ける方も多いのです。
砂糖が心身に及ぼす影響は大きく、私は長年の経験から、女性の患者さんの肌を見ただけで、甘党かどうかすぐに分かります。
砂糖を摂らない人の肌は、赤ちゃんのような透明感とみずみずしさを湛(たた)えていますが、甘党の人の肌は乾燥していてかなり荒れているのだそうです。
しかし、シュガーカットを行えば、見違えるほどきれいになるので、ご著者の小峰氏のクリニックでは希望者には、シュガーカット前後に肌の写真を撮り、その変化を実感してもらっているとのこと。
もう、歯医者さんの域を超えたサービスですね♪
家が近かったら、小峰氏のクリニックに行ってみたかったです。
砂糖がいかに体に悪いかについて、アメリカ・UCLA大学の栄養学者ナンシー・アップルトン博士が、「146 Reasons Why Sugar is Ruins Your Health(砂糖が健康を損ねる146の理由)」というレポートをまとめています。
一部を抜粋しましょう。
- ミネラルの吸収阻害
- 子どもの集中力低下
- 免疫力低下
- 老化促進
- 視力の低下
- 虫歯
- 肥満
- 歯周病
- 静脈瘤
- 食物アレルギー
- 白内障
- アテローム性動脈硬化症
- 脂肪肝
- 便秘
- 頭痛
- 学習障害
- 気分の落ち込み
- 消化不良
- アルツハイマー病
- めまい
- がん
- 月経前症候群
- 副腎の機能低下
リストを見る限り、いわゆる病気や不調、精神的な問題のほとんどが、砂糖からきていることが分かります。つまり砂糖は、人間が健やかに生きることを妨げる物質なのです。また、これらを引き起こす一つの要因として、糖反射と呼ばれる仕組があります。東京大学の研究によると、人間は砂糖を摂ると胃と十二指腸の働きが一時的にストップしてしまうことが分かりました。つまり食前に砂糖を摂取すると、胃腸が十分に働かないまま食べ物が送り込まれることになります。するとビタミンやミネラルなど必要な栄養が摂取できず、消化不良を起こしてしまうのです。以上のように砂糖は、虫歯を引き起こすだけでなく、さまざまな病気や不調をもたらします。いつも若々しく、心身ともに健康にすごしたいなら、まずは砂糖の摂取をやめることをおすすめします。(同書より引用、一部を赤字にさせていただきました)