人は言葉にダマされる

いったい何が起きてるのかと言うと、「人は言葉にダマされる」
という人間の本質、ヒトの弱点のあらわれ、だと思うんですね。

毒親育ちさんも、親に言われた「のろま、クズ」などの罵り言葉を真に受けて、
自己イメージがどん底状態になっていたりしますが、
言葉にダマされただけで、それは真実でも事実でもないんです。

逆に、育ててもらうために「お母さん(お父さん)が大好きだ」
などと、自分で自分を、言葉でダマす、ってこともできます^^; 

親を思い浮かべるだけで、自然と温かい気持ちが湧き上がる、とか
そういう実態がいっさいなく、本当はイヤでたまらないのに、
思考で合理化して、「大好きだ」という言葉を信じることができるんです。

ホント、ヒトって、やっかいですよね・・

前にも書きましたが、ホモサピエンスの最大の特徴は、
「架空のストーリーを信じる」能力?があること。

言い換えると、真実か否かにかかわらず、
「言葉によるストーリーを信じ込む」性質があり、
それは即ち、「洗脳されやすい」ということで、
三者が、容易にコントロールできる動物だ、ってことです。

つまり、ヒトって、相当なおバカさんだ、ってことで、
それを自覚しておくことが、すごく重要なんですね。

なぜ、ヒトだけそんな動物になったのか、についても、
思うところはありますが、ここではそれは置いといて^^; 

そんな特殊な性質が、ヒトの最大の強みであり、弱みでもある、
そこが重要ポイントです。

だからこそ、大人数で協力しあって、戦って敵に勝ったり、
ものすごく巨大なモノとか文明を造りあげたりして、
地球をここまで支配し、君臨できたわけですが・・

いっぽう、そのおかげで、同じ種同士で殺し合うという
本能に反することまでやれてしまうので(正義のために!)、
とんでもなく悲惨な経験も、さんざんしてきました・・

てことで、長くなってしまったので、洗脳については、
また次回にしますね。

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