世界の長寿村には、文明病と呼ばれる疾患が皆無と報告。ストレスのない自然環境と食生活が重要

 

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世界の長寿村には、文明病と呼ばれる疾患が皆無と報告。ストレスのない自然環境と食生活が重要


グルジア共和国と、パキスタンフンザと、エクアドルのビルカバンバと、中国の新彊ウイグル自治区にある村、これらは世界の長寿村と言われ、村人が食べている食事は共通で未精白の雑穀が主食。時には芋類を主食にしているが、未精白の穀物が中心。副食は、新鮮な植物性食品が主体で、自分たちで作っているもの。肉類はごくまれで少量しか採らない。新鮮な果物やナッツ、発酵食品が採られ、薬草が用いられている。 

 

日本も長寿村と呼ばれる所が以前には確かにあった。山梨県棡原(ゆずりはら)村(上野原市)

そこを研究した東北大学名誉教授の近藤正二博士によると、その土地で取れた未加工の食品を食べていたからだと報告されています。その後、そこに住んで研究を進めた博士の報告によると、棡原村では、米は採れないので、昔から粟、ひえ、きび、とうもろこし、そば、麦、大豆などの雑穀に、芋類(じゃがいも、さといも、さつまいも)、こんにゃく、かぼちゃ、そのほか野菜、山菜は、季節に応じて豊富に採っていたそうです。粟、ひえ、きび、とうもろこしは餅について食べ、大麦は押麦にしたり、引き割りにし、腹もちがよいので重労働の時に食べたというのです。小麦は粉にして、ほうとうと、まんじゅうにして食べていたということ。そして、動物性蛋白質の肉や魚は、ほとんど口にすることはなかったというのです。

ところが、この山村も道路が整備され、自動車が通るようになると、肉や魚や白米が持ち込まれた。すると、若い人々の中では、肉食、白米食をする人が増えた結果、人々に高血圧の肥満者が目立って増え、脳溢血で倒れる人がどんどん出てきた。今日では、その脳溢血で倒れた人たちの面倒を、その両親達が見ている有様です。

 

長寿村である鳥取県の大山町や、徳島県の藍園村(あいぞのそん)、学島村(がくしまそん)などは、米どころでありながら売り物である米は食べず、自分たちはさつまいも、麦などを食べ、田のあぜ道に大豆やニラなどを植え、畑で野菜を作って食べていたそうです。

長寿村である島根県隠岐島(おきのしま)は大豆製品を毎日食べ、豆腐、納豆、つぶし豆を乾燥させた打ち豆などが主食です。

 

ある胃潰瘍の患者がその雇主を憎んでいた。店の主人は労働法に引っかからないように彼を苦しめた。憎しみが心の中に積って、彼の体を悪くした。医者も彼の胃潰瘍の原因が精神的な抑圧と言った。

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