2027年に台湾有事が? 「海峡封鎖なら円安・株安・債券安のトリプル安に」「台湾から来る避難民の対応は考えられていない」 元陸幕長に聞く日本の“協力”

2027年に台湾有事が? 「海峡封鎖なら円安・株安・債券安のトリプル安に」「台湾から来る避難民の対応は考えられていない」 元陸幕長に聞く日本の“協力”

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ABEMA TIMES

■「2025年から2027年は非常に気をつけるべき時期」

■「海峡封鎖なら円安・株安・債券安のトリプル安に」「“社会活動は守る”という国民の強い意志が必要」

 では、日本国民が個人レベルでできることはあるのか。岩田氏は「国民の戦う意志だ。ウクライナは、ゼレンスキーが“亡命しない。最後まで逃げない”と言い、4000万人が団結した。2021年の国際世論調査で、『あなたは国のために戦いますか?』という問いに、日本の『はい』は世界最低の13.2%。自衛隊もまさか国民が鉄砲を持って戦ってくれるとは思わないが、発電や水道、通信など社会活動がきちんと動くように“闘う”。今もキーウではコーヒーショップが開いている。そういった状況があることによってウクライナは負けない。“どんな状況になっても日本の社会活動は守る”という強い意志を日本国民が持つことによって、習近平もおいそれと入ってこれない」と述べる。  その上で、「避難が必要な二十数万の邦人に対して、“そろそろ進攻があるかもしれないから逃げてください”とどこまで言っていいのか。言った瞬間に台湾の株が下がり、経済も落ち込んでしまうので、6月に台湾に行って国会議員などと話した時には『“台湾から逃げる”とあまり言ってくれるな』と。ただ、逃げ遅れたら大変なので、自治体の首長や台湾と中国に支社を持っている日本の経営者の方々、メディアには言わないといけない。“いつ、どのように、どのような手段で”はしっかり検討していかなければいけない、重い課題だ」とした。(『ABEMA Prime』より)

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